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一般質問内容~11月議会

一般質問が終わり、ぐったりです。用意していたことを半分もしっかりといっておらず、反省しきりです。これも肝に銘じて次に進みます。http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/page000011300/hpg000011282.htm

●外国人の暮らしのサポートを充実させることについて

教育環境整備は、しっかりと整っていない状況です。問題点も多く聞いているので、これからも協力に力を注ぎます。日本にいるのだから、日本の教育、言語をしっかりと学ばせてあげることが、学校の役割だと思います。中途半場では、子どもは日本語も母語も宙ぶらりんになってしまいます。
アメリカで幼稚園、小学生、中学生の外国のこどもたちの教育状況をみてきました。学校ではELS(英語を母語としない人たちに英語を教えるクラス)がしっかりとしています。また、教育に対しての保護者の考えが明確であることが必要です。
日本でもレベル分けし、初期指導、教科指導の整備がされ、保護者支援・相談が進んでいる自治体があります。富士市ではこどもたちの日本語のレベルを見分ける方法や教えるプログラムがまだ整っていません。国際教室など開催し頑張ってくれているのですが、行政にもう少し理解してもらうように説明が必要な段階です。多文化共生についての住民意識調査については、受け入れ側の住民意識も大切で、今後住民むけ、外国人むけの多文化共生アンケートを早期に実施し、ニーズをまとめていくとのこと。お願いします。

●母国語である日本語の授業を学校で取り入れることについて

 他市が実施しているように総合学習時間を使用しての「言葉」の授業は今の段階では考えられないようです。一般質問終了後、教育長に世田谷区の教本を差し上げました。富士市なりの「言葉の教本(冊子)」を検討してみるとのこと。一歩進めたらよいと思います。

言葉には力があると思っています。気持ちを表現する言葉がわからなければ、人はどのようになってしまうのでしょうか?考えをまとめる言葉をしらなければ、人はどう問題に対応していくのでしょうか?こどもたちが、小さい頃から言葉を大切にして、自分をしっかりと表現できること。人の話を受け入れることができること。自分の考えを明確にして自立した人になっていくことが、人と協調していけることではないでしょうか。
by izumi-yworld | 2008-12-20 12:03 | 市政
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