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一般質問

あっという間に日がたっていく。
6日に一般質問をした。

1.  認知症の人、介護する人のケアにバリデーションを導入をしては?

 バリデーションとは、高齢者ケアの専門家のアメリカ合衆国のナオミ・フェイル氏が開発したメソッドで、「認知症高齢者が感じる世界を受け入れ、共感する方法の1つで、お年寄りの尊厳を回復し、ひきこもりに陥らないように、援助する実用的なテクニック、コミュニケーション法」です。開発したNaomi Feil氏は両親が働く老人ホームで、お年寄りと共に育ちました。そして、大学院卒業後、老年ソーシャルワーカーとして働き始めました。当時の認知症のお年寄りに対するセラピーに満足できず、1963年から1980年の年月をかけて、かれらの行動を理解研究することによって、お年寄りとコミュニケーションを行うテクニックを開発しました。現在スウェ-デン、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、スイス、イギリス、ベルギー、アメリカ、オーストラリア、日本など10,000箇所以上の介護現場で活用されています。日本においては、2002年以来(2006年現在)6700人以上が受講しています。

 ナオミさんに聞いてみました。「バリデーションのどこがすきなのですか?」
「私の大切は年老いた人々と心から寄り添っていくことができる。自分が年を重ねていくことを受け入れることができる」といっていました。

認知症の人、介護する人のケアにバリデーションの導入をしたら、みんなが心が通い合い、あたたかな、人間関係が築けると思っています。富士市担当課では、これからバリデーションについて、研究をしていくといっていました。一歩前進です。

2.学校図書室運営について
 学校図書室は学校教育の心臓部といわれ、その役割として、特色ある学校作り、豊かな人間性の育成、国際社会の見識、自ら学び教えること、そして情報活用能力をつけることなどがあげられます。富士市は全小中学校に図書司書を配置しています。
 より充実するために、子どもの来やすい環境整備が大切では?、図書司書さんの仕事量を考慮すれば、今の時間体制では、足りないのでは?図書司書さんがもっと働きやすくなるように、核となる場所、人材を設けたほうがよいのでは?と質問しました。
 富士市はこれからも協議を進め、質問については検討していくとのこと。

富士市議会HPに、一般質問内容は記載されます。ご覧ください。
by izumi-yworld | 2008-03-08 21:37 | 市政
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