日本家政学会で報告が2日続いたが、私の考え、想いに共感し、励ましの声をかけてくださる方々がいて、嬉しかった。どうも「家政学」という言葉は専門家によっても、一般の人々によっても、解釈が違うらしい。しかし、なんと言おうとも、私たちが生まれて死ぬまでの一生において、毎日関わる生活のこと、人間関係をとりあつかう世界であるということだ。この世界をおろそかにしてきたことが、今日、私たちが直面する家族問題、社会問題の一因となっているといっても過言ではない。生きていく土台を崩してはならない。土台を強くしよう!私たち一人ひとりがもっともっと大きく強くやさしくなるためにも。