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家系図

学生時代、家系図について学んだことがある。これがおもしろくて、はまってしまった。父方、母方3世代に渡り、生没、学歴、職業、病気、結婚、家族の人間関係などを表にする。ペットがいれば、ペットも表に記す。そして見えてくるのは、人間関係のパターンや、その家庭に生まれてきた意義である。

余談だが、イタリア人の両親(イタリア国籍)の元にスイスで生まれ育った友はスイス国籍であった。彼女はよく「私はイタリア人なのかスイス人なのか、よくわからない」といっていた。彼女は自分のルーツがわからないといっていた。数年後彼女は20代後半でイタリアの高校に行きなおし、最終的にはイタリア国籍をとったのでした。

家系図は自分のルーツをよく理解するとともに、父方、母方の先代に敬意を持つことができ、よい勉強だと思った。日本に帰国し、一番に家代々の話を聞きたかった叔母はほんの数ヶ月前に亡くなってしまっていた。しかし、父の実家で、家にまつわる巻物を見せてもらった。母方はみんなラテン系で明るいのだが、毘沙門天(わが町にある)と一緒に海で流れてきたという一点張りでよくわからない。時期が来たら、私たちはまたどこかに流れて行くのでしょう。(笑)私にも気楽、極楽の血が流れているのかもしれない。
by izumi-yworld | 2006-06-03 09:17 | FamilyLifeEducation
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