人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自治体財政入門~第2日目

予算の原則と制度~木幡浩氏
富士市の平成21年度予算はこちら
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/menu000010000/hpg000009984.htm

○歳入予算の基本的な構造と考え方
予算は主に税金、補助金、借金(地方債)からなっている。また、他に自治体で収入を考えると、遊休土地・建物、不要物品等の売却・有効活用等の促進や、使って稼ぐことも考えることも。ネーミングライツ、富士市では広告掲載(HP,広報誌、施設等のスペース、給与明細書、納税通知書、バスの車体・停留所など)富士市はHPへの掲載がはじまる。国庫支出金等、補助金は使うもの。いい政策を行なえば、国の方が補助金制度に取り上げ、合わせてくる。富士市は自主財源力(74.3%)が高いし、政策に力をいれ、補助金まちでなく、どんどんよい案を実行していくように期待し、私たちも頑張りたい。特にソフト面。

*富士市 電話催告(滞納者に対して電話により納付を促す)センターを10月をめどに開設予定
富士市の税金滞納金は、年間およそ1億2500万円。電話催告をとりいれ、税金徴収に力をいれる。平年度年間経費はおよそ2千600万円かけて、1億2000万円の徴収が予測される。他市(浜松、さいたま市)の事例を参考にしてあります。

○歳出予算の基本的な構造と考え方
適切な予算がくまれ、適切で効率的、効果的に執行されているか、みる必要がる。基本方針、ニーズ、大物投資、将来負担の事業展開、ブラックボックスのチェック、特別会計、外郭団体との関係など、チェック項目は多くある。その中でも、将来負担の事業展開とブラックボックスのチェックが今、とくに気になるところ。

*将来負担の事業展開:運営費もそうだが、既存施設の維持補修や解体は将来負担になるもの。今後、ハコモノを作るときは、将来の市民負担も開示して、市民に必要、不必要かきくことも大切。

*ブラックボックスのチェック:委託費、補助金は、継続のメリットも勘案しながら、競争性を刺激し、重い固定費を回避と説明があった。補助金は富士市でも平均5万円~数十万円が民間にでている。ボランテイアからプロフェッショナルなグループとそれぞれ。市の補助金の決め方をもう少し詳しく知ることと、各団体の報告書を今後細かく見ていくつもりです。
by izumi-yworld | 2009-06-09 09:11 | 議員生活
<< 自治体財政入門~第3日目 総入れ替え >>