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自治政策特別講座

テーマ「世界的不況と自治体財政」の講座に参加した。(2.15)世界金融自由化により、産業でお金を稼ぐことから、金融(お金を動かす)でお金を稼ぐことに変わっていた。この先頭を切ったのはイギリスとアメリカであったという。ここにきて、アメリカがガクッときたら、輸出の恩恵をうけていた日本もダメージがでてきている。町田教授いわく「経済パターンをかえる必要がある。08年度の国家予算も楽観的見通しを前提としていると指摘していた。また、予算はひとつにするべきで、特別会計が存在するのは官庁が縦割りで中央省庁の力が強いからだといっていた。これからの時代、生活と環境を重視した政策が重要だが、それはスローガンなのか、実効性ある政策なのかは予算に現れる。雇用、生活、住宅保障、公立病院再生、福祉関連職員の待遇改善など。地方財政の予算書のチェックのポイントは最終補整と比較すること。講義内容は興味深く、自治体はもちろん頑張るのだけど、国会、国政は大丈夫なのだろうかと考えさせられた。
by izumi-yworld | 2009-02-16 20:23 | 議員生活
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