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女性議員を増やすために~夏合宿in富士

女性議員を増やすために~夏合宿in富士_e0070152_203655.jpg女の私が・・・と、意識することなく議員になった私はときおりきく「女性議員をふやそう!」ということ。また、男性や女性が「女なんか」という言葉がよくわからないでいました。議員になれば、男の作り上げた世界ということはわかってきます。しかし、ただ「女を!」ということにピンとこないのです。女とか男じゃなくて、人間としてさあと、悠長なことを思うのです。(実際には女で選挙有利だったかな?なんて思いますが)

「男と女の思考、感覚が良く混ざり合ったバランスがとれ議会」と前にもいいましたが、なぜ女性の数をもっと増やしたほうがよいのか、現実的で理論的に説明をする必要があると思います。そこで、初代フェミ議連代表である三井マリ子さん、東京都議会議員もやっていたパワフルな女性政策研究家の出されている本が非常に参考になります。他国(ノルウェーやEU加盟国)の政治、政党のしくみ、選挙制度を紹介し、日本の政治に言及しています。
「男を消せ!ノルウェーを変えた女のクーデター」「ママは大臣、パパ育児―ヨーロッパをゆさぶる男女平等の政治」その他。

また、「Oの物語」R.M.カンター 三井マリ子 訳は、少数だからと知らず知らずに差別されかねない状況を、多数派X,少数派Oという記号を使って説明してある本も役立つと思います。

議員の仕事はとっても楽しいです。ですから、多くの女性にこの楽しさを知ってもらいたいと思います。政治の世界で仕事をしようと考えている人はこの本も参考になると思います。「女たちのパワーブック」ノルウェー労働党女性局 編 三井マリ子・山中紀代子 訳

私は1988年末から89年夏ごろまでアメリカに語学留学をしていました。そのとき、先生のいった「アメリカは女性が権利を取るために男と戦ってきた。でもあなたたちは、争わない方法でいってほしい」という言葉に今、重みを感じています。
by izumi-yworld | 2008-09-02 20:10 | 議員生活
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