人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地域活性化とソーシャル・キャピタルの役割

大阪研修3日目

自治体を取り巻く課題・地域活性化とソーシャル・キャピタルの役割・分権で変えること変わったことの3講義を受けた。

ソーシャル・キャピタル(SC)の役割について触れておく。地方分権といわれている今日、地域力は大切です。地域力って?健全な財政力があること。そして問題解決能力の高いこと。問題解決能力の源泉としてSCという概念が注目されている。SCとは、「ネットワーク」「信頼」「お互いさま規範」を機軸に人々の協力関係を促進し、社会を円滑に機能させるもの。http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/npocenter/scarchive/index.html

一部の問題解決能力の高い地域には、住民の高い参加意識、解決のためのアイデアを出す知恵袋的な人材、それを具体化する実行力のある人材が揃っている。

事例として、いわき市(フラダンサー)、富良野市(富良野塾)、美唄市(彫刻公園など)をあげられた。成功のカギは1.キーパーソンの存在2・ユニークなアイデア3.住民の信頼4.資金(はあるにこしたことはない)

政策展開の方向として1.地域自身がSCを知ること2.さまざまな地域政策の総点検3.市民社会セクターの育成

私の街にも個々に素晴らしい考えをもち、いい人たちがたくさんいる。しかしながら、そういう方々が必ずしも地域で活躍しているわけではない。これでは、富士市は宝の持ちぐされだ。また、富士市以外にも素敵な人たちがたくさんいて、時期がくれば協力していけると確信している。

議会として、議員として一歩進めていくには、包括的、先見的、間口の広い見方を養って、コミュニケーション能力を高めて、話あっていくことだろう。そうすれば前向きな議論ができるようになる。勉強させていただきます。
by izumi-yworld | 2008-06-04 12:41 | 議員生活
<< 毛虫 食の安全と自治体 >>