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宮城県被災者支援従事者研修

岩手県・宮城県・福島県にはそれぞれに数種類のサポーターが存在します。それは、地域によって、または、補助金の種類が違うためであります。このような状況の中で宮城県では、すべてのサポーター対象に宮城県被災者支援従事者研修をおこなっています。現在700人おり、そのうち7〜8割は自分自身も被災者という状況です。サポーターの皆さんの日々の活動に頭がさがる思いでした。NPO法人CLCの提案のもと、宮城県が取り組む研修はサポーター育てにとてもよい内容など思いました。
http://m-saposen.jp/kensyu.html

今回の研修で考えさせられたことは、衣食住の安定支援はもちろんのこと、精神・心のケアなくして、復興、生活の安定はないのだろうということ。阪神淡路大震災の支援は今も続いており、心のケアは今もって課題であるときき、愕然とした。東日本大震災は「放射能」があり、すでに聞く差別など対人関係に考慮した支援をしていく必要が大だと思う。そして、私たちは正しい放射能・原発の知識をもつ必要があるとも思う。また、美里町では10年前の震災のときは300人のボランティアが集まったが、今回は0人であった。だから、その都度震災支援はまったく違うという美里町社協担当者の話しには説得力があった。美里町では学生を防災訓練等、支援の担い手として育てていたので、とても大きな力になったという。

皆さん、本当にお世話になりました!私もこれからもできる支援をして、そして地域でできる防災訓練の向上に向けて頑張ります。

宮城県被災者支援従事者研修_e0070152_2313869.jpg

by izumi-yworld | 2013-07-29 23:13 | 活動
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