人気ブログランキング | 話題のタグを見る

文教民生委員会視察

今回の視察(10・27~29)は担当課の課長2人も参加した。担当課の人たちと議員とで共通認識のもと意見交換もできるのでよいと思う。外にでて、みたり、聞いたりすることは、視野も広がるしよいとおもう。できるならば、市の職員全員が、年に1度は富士市外の研修でも視察でもいけるようになったらよいと思う。富士市にかなりの財産ができることになるでしょう。人は宝ですね。

○助産院「ねっと・ゆりかご」遠野市
文教民生委員会視察_e0070152_9181862.jpgこの市では、お産を取り扱う医療機関が現在ありません。2007年に公設公営の助産所を開設しました。年間200数十名のお産があるそうです。現在は近隣他市12医療機関とネットワークを構築しています。その1つに遠隔IT検診があります。パソコンの画像でお医者さんとやりとりできたり(1病院)、妊婦検診のデータを病院に送り、お医者さんがデータを見て、妊婦さん、胎児の状態をみるというものです。産婦人科のない小さなまちがとった最善策ではないでしょうか?助産師は市職員2名で24時間体制は、きつそうには感じましたが。

包括支援センターは高齢者むけと設定されている自治体は多いと思いますが、ここでは、子ども、親、女性、高齢者とすべてを包括して、相談を受けています。内容は詳しくききたい部分です。

○「気仙沼スローフード」都市宣言 気仙沼市
文教民生委員会視察_e0070152_918381.jpgイタリア・ローマにおける食文化を守る行動がきっかけとなったスローフード運動。1.伝統的な食材、料理、質の良い食品、酒をまもる。2.質のよい素材を提供する小生産者をまもる。3.消費者(子ども含む)に味の教育を進める。気仙沼では2つの事業「食のまちづくりフォーラム」「プチシェフコンテスト」に力を入れているそうです。子どもたちが考えた献立が学校給食にでることもあるそうです。これは楽しそうです。まちをあげて食=観光と考えるには、交通が不便という意見もでています。のんびりとしたまちでした。

さめの心臓のさしみ・ほやの塩辛が珍味でした。

○子どもの夢を育む施設「こむこむ」 福島市
文教民生委員会視察_e0070152_919350.jpgここ教育文化複合施設はNHKと隣接しています。図書館、プラネタリウム、多目的ホール、科学、芸術、文化などワークショップ室、公開スタジオなど、盛りだくさんの施設です。親が買い物に行っている間、こどもたちは遊んでまっていられる空間。もちろん、家族で遊びにくるもの楽しそうです。これが市の施設というのは、おどろき。毎年4億円の歳出4億円です。富士市でも教育センターという案もでていますが、頭をねりにねって、市民の声も吸い上げれば、「こむこむ」のような大きな施設でなくても、富士市の親子、富士市を訪れた親子にも有益で楽しいものを提供できれば良いと思う。案は山ほどありますよ。
by izumi-yworld | 2009-11-02 15:32 | 議員生活
<< 9月議会&一般質問 秋は行事の季節 >>